ブックタイトルMedetta! Vol.19 2017. Winter 電子版

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概要

Medetta! Vol.19 2017. Winter 電子版

オーナーの細井雅也さんはデザイナーでもあり、自身のデザインしたのぼり旗を宣伝するためキッチンカーでの移動カフェを始めた。今でも数々のイベントに出向く。せっかく人に飲んでもらうのなら美味しいコーヒーを淹れたいといつしかコーヒーに本気で向き合うように。元よりひいきにしていたコーヒー店の焙煎家とお店をオープン。イートインやテイクアウトだけでなく自家焙煎の豆の卸しを行う。山梨でも取り扱いが2店補という限られたスペシャルティコーヒーを扱っている。世界各地より仕入れた高品質の豆を温度湿度管理の徹底された保管庫で管理。煙突を真っ直ぐ上に伸ばしダイレクトに排煙する焙煎機にもこだわった。煙によって豆に匂いや雑味がついてしまわないようにするためだ。こだわりの豆と焙煎。ドリッパーにお湯を注げばオーナーの思いとともに美しく豆がふくらむ。小瀬スポーツ公園にほど近い、けやき通りに面する住宅街に店舗を構えて7年目を迎えた。夜カフェやバー利用に訪れる人の年齢層は幅広く女性が多い。淹れ方は名古屋の松屋コーヒーが発祥の松屋式を採用。うどん屋を経営しながらコーヒーを研究する一風変わった山梨の焙煎家と出会い、その美味しさから淹れ方を教えてもらったそうだ。松屋式では3分から5分じっくりと長い時間蒸らして最後にお湯で割るのが特徴。いちばん美味しいところだけが抽出され、雑味がなくバランスのいい味になるのだ。若きオーナー独自の柔軟な感性でコーヒーの新しい楽しみ方を積極的に取り入れる。最近では焙煎機を自作し自家焙煎を始めた。コーヒー以外にお酒や食事メニューも充実。結婚式二次会、イベント、ワークショップ等の使用も可能だ。洗練された空間で食事やお酒を楽しんだあとの一杯は格別。ドリップは3 分間のショータイム。スペシャルティコーヒーをいつでもどこでも。自家焙煎工房  増田珈琲 & A.G.Cafe新しいコーヒーの楽しみ方を柔軟に取り入れるカフェ&バー。PAZお家でも店で飲んだ味を再現してもらえるようにとオーソドックスなハンドドリップを採用。焙煎工房兼ショップは東京エレクトロン韮崎文化ホールの向かい。寺崎コーヒーが焙煎した豆を常時3 ~ 4種類用意。この日、淹れてくれたのはコロンビア。デザートには手作りのガトーショコラを。濃厚な味がコーヒーに合う。MASUDA COFFEE & A.G.CAFEPAZ70