ブックタイトルMedetta! Vol.17 2017. Summer 電子版
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Medetta! Vol.17 2017. Summer 電子版
1ダイビング本栖湖ディープでクリアな本栖の魅力標高900メートル、最大深度138メートルの本栖湖は、全国でも数少ない高所淡水ダイビングスポット。アルティチュード・ダイビングというらしい。体験ダイビングからライセンスの取得も可能。川の流れ込みや流出もなく、湧き水で湖が満たされているために透明度が高い。海とは違った湖の世界を楽しもう。2レイクスポーツがさかんな富士五湖では各地でウィンドサーフィンやウェイクボードに興じる人たちを多く見かける。なかでもとりわけ、本栖湖は観光向けのアクティビティが豊富。一番深くて透明度が高い本栖湖は遊覧船「もぐらん」では、船内から湖内を覗くことも出来、湖畔のダイビングショップでは日本でも希少な高所炭水ダイビングが楽しめるのだ。余談だが手元に1000円札があったら裏の富士山を見てほしい。実は本栖湖から撮られた写真であるということもお伝えしておこう。本栖湖もぐらん本栖湖を回遊する「もぐらん」。イエローサブマリン型の形状だが、潜行は出来ない。その名の通り、もぐらんというわけだ。しかし、船内から湖をのぞける仕様になっている。水が苦手でダイビングはちょっと、という人や子ども連れのファミリーは船で優雅なレイクウォッチングのひとときを。1精進粥精進湖ノスタルジーを漂わせる大人の湖もともと、お米がとれにくい土地であったことから伝わる郷土食をもとに、現代風にアップデートして復刻されたご当地グルメ。お正月など特別なときに食べられていたもの。出汁の香りと雑穀米の食感が絶妙。お好みで調味料やミツバを添えて。精進湖で精進料理の精進粥を食べれば、身も心もよりいっそう精進出来るかも。2富士山への参拝者が沐浴をして身体を清め、精進を誓ったとされることからその名がついてという説がある。富士五湖のなかでは、ちょっとマイナーなイメージがある精進湖だが、カヌーの全国大会が毎年開かれ、合宿地として利用されている。シーズン中はカヌーが並び練習に励む姿は迫力がある。周辺には古き良き面影を残した立ち寄り湯、旅館、民宿村があり、ノスタルジックな気分に浸れる大人向きの湖だ。溶岩で出来た半島を巡る遊歩道は四季折々、富士山麓の美しい姿を堪能できる。58島の遊歩道自然観察路とも呼ばれる全長2.5キロの遊歩道。噴火による溶岩がせり出し、長い年月を経て固められて出来た小さな半島を散策出来る。四季によってその表情が移り変わる、木々、花、野鳥を見ながら、静かに自然を満喫したい人におすすめ。高低差は少なく整備されているため子どもからお年寄りまで安心して歩くことが出来る。