ブックタイトルMedetta! Vol.21 2018. Summer 電子版
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Medetta! Vol.21 2018. Summer 電子版
――お二人の出会いは?夏希:共通の友人を介して出会いました。飲み会を開いてもらって初めて顔を合わせましたね。幹輝:そのときに妻がディズニーランドのチケットをもらったらしくて、行く人がいないみたいな話しをしていたんですよ。夏希:「だれか行ってくれる人~ ?」みんなで「はーい」みたいなくだりをその場にいたみんなでふざけたノリでやっていました(笑)幹輝:二次会に流れて、僕がちょっと飲み過ぎて外で休んでいるときに妻が介抱してくれたんです。そのときあらためてディズニーランドの話しになって。夏希:休みが合わないのにわざわざ有給をとってくれて、1週間後に本当に一緒に行ってくれました。楽しく過ごして、連絡もお互い取りつつ1 ヶ月くらいかな。お付き合いすることになりました。――プロポーズはどのようなものでしたか?夏希:付き合ってから1年の記念日にプロポーズしてもらいました。幹輝:正確には12時回っちゃって次の日なんですけど。仕事終わりに、一緒に食事に行って1年記念日のお祝いをして、実はその前に妻のアパートにプレゼントを仕込んでおいて、帰ってきたらサプライズの作戦で。夏希:帰ったらごそごそしてるから何かなあと(笑)1年記念日のプレゼントか何かかと思っていたら、まさかのプロポーズでびっくりでした。もともとお互い結婚は視野に入れてお付き合いしていたんですけど、予想していなかったですね。幹輝:妻が、ディズニーのキャラクターの「スティッチ」が好きなので、青を中心としたプリザーブドフラワーのアレンジメントをプレゼントしました。――結婚式について特徴やこだわりを聞かせてください夏希:ウエディングケーキ入刀の代わりに「日本酒の鏡開き」をやりましたね。お互いお酒を呑むのが好きですし、出会いもお酒の席だったので。あと、最初は和装の衣装を選んだこともあり、雰囲気的にも合わせたかったんです。幹輝:打合せは枡でお互い呑ませ合うっていう感じだったんですけど、サプライズで横綱が呑むような大きい杯が出てきて(笑)びっくりしました。お互い呑みましたけど(笑)夏希:あとは会場装飾やウエルカムボードを「スティッチ」のイメージにしたり、「スティッチ」の舞台になっているハワイアンな世界観にしました。幹輝:ウエルカムボードのスティッチのパズルはめちゃくちゃ大変でした(笑)結構ギリギリまで戦っていましたね。夏希:挙式自体は神前式だったので、披露宴でお色直しのときにお父さんと一緒に入場する演出を盛り込みました。お父さんはりきっちゃって、家で一緒に歩く練習したり(笑)本番は涙を流してくれていたみたいです。――印象に残っていること、挙式してどう感じましたか?夏希:わたしが以前までコートダジュールのウエディングプランナーをやっていたんですね。それで、普段は挙式するカップルをプランニングする側なので最初、戸惑いは正直ありました。幹輝:やはり友人の式に招待されて出席する感覚とはまるで違う体験でしたね。とにかく、時間が経つのがすごく早かったです。準備関係は苦労した分、やってよかったなと。妻がウエディングプランナーをやっていることもあり、準備に何をしないといけないのか指示が的確なのでやりやすかったですね。夏希:立場が変わって違った感動を味わうことができました。仕事ではお客様に「結婚式を挙げて本当に良かったです」と言われることがすごく嬉しかったんですけど、その言葉の本意が分かった気がします。幹輝:色んな人に協力してもらって実現できることなので、大変な部分はありますけど、本音を言えばまたやりたいくらいです。15